ものづくりプレス

2024-11-13

24年5月のゴムベルト生産実績 生産量は7・0%増

2024年5月の日本ベルト工業会の統計によると、生産量は前年同月比で7.0%増加しており、国内外の需要が拡大しています。

ゴムベルトコンベヤは、工場や屋外の土砂運搬などで幅広く使用されており、頑丈で重い荷物や大量の物を運ぶのに適しています。

特に、内部に帆布を重ねて挟む構造により、耐久性と強度が求められる現場で活躍します。

ゴムベルトコンベア

ゴムコンベヤベルト

屋外でよく見かける黒いゴムベルトコンベヤは、一般に「土砂コン」と呼ばれる既製品のパイプフレームと黒ゴムベルトを使用したものです。

これは工場内でも多く設置されています。

ゴムベルトは樹脂ベルトに比べて厚みがあり頑丈です。

ゴムベルトのコンベヤは、重い物や大量の搬送物を運ぶ際に使用されます。

また、ゴムベルトのコンベヤは樹脂ベルトと比べてトラスやストリンガーフレームで製作され、非常に頑丈です。

ベルトの構造について

ゴムベルトは、内部の帆布を上下のゴムで挟んだ構造になっています。

この上下のゴム部分は「カバーゴム」と呼ばれます。

帆布の重ね具合は「プライ数」として表され、例えば3枚重ねている場合は「3プライ」と呼びます。

上下のゴムや帆布の材質には様々な種類があり、用途に応じて選定されます。


ゴムベルトの中には「帆布ベルト」と呼ばれる、下側にカバーゴムがないタイプもあります。

これは、搬送面を板状の面で支える構造のコンベヤで使用されます。

ゴムベルトの生産実績

日本ベルト工業会がまとめた2024年5月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で1543tで、前年同月比で7.0%増となりました。

内需が1122tで同8.0%増、輸出が421tで同3.0%増となりました。


品種別で見ると、コンベヤベルトは706tで同7.0%増となりました。

内需が同12.0%増、輸出が同1.0%減となりました。

伝動ベルトは837tで同7.0%増。

内需が同6.0%増、輸出が同12.0%増でした。


伝動ベルトの内訳をみると、内需は、歯付ベルトが同18.0%増、V・ファンベルトが同5.0%増、その他ベルトが同6.0%減。

輸出は、歯付ベルトが同21.0%増、V・ファンベルトが同12.0%増、その他が同13.0%減となりました。

これらの結果から、ゴムベルトの生産は全体的に増加傾向にあります。

記事検索

NEW

  • 富士ゴム化成株式会社
    2026/01/09
    海外Oリングメーカーの型番を「日本国内調達」に変換する実務ガイド──JIS・AS・ISOを読み解いて互換品を見つける方法
  • 設計担当者と調達担当者が、シール部品の仕様書を通じて連携(握手またはパズルを合わせる)しているイラスト。仕様の明確化によるコミュニケーション改善とトラブル防止を表現している。
    2026/01/07
    「設計と調達の会話」をスムーズにする──シール部品仕様書テンプレートと実務ポイント
  • Oリングの破損状態を拡大鏡で検査しているイラスト。かじり、膨潤、へたりといった代表的なシール不良モードを図解し、トラブルシュートと原因特定をイメージしている。
    2026/01/05
    シール不良のトラブルシュート──Oリング・パッキン・ガスケットの“見た目”から原因を特定する
  • 有人工場での目視点検と、無人化・自動化工場でのセンサー検知・遠隔監視を対比させたイラスト。自動化によってシール部品の漏れ発見プロセスが変わり、より高度な信頼性と監視システムが必要になることを視覚的に表現している。
    2026/01/03
    設備の無人化・自動化がシール・パッキンの“故障許容度”を変える理由と、設計・保全の見直しポイント

CATEGORY

ARCHIVE