ものづくりプレス
2025-06-13
ゴムパッキンの種類と特性|用途別の最適な選び方
ゴムパッキンはいろんな場所で使われていますが、実は種類によって性能が大きく違うんです。
たとえば、長く使いたいなら耐久性のあるもの、高温になる場所なら耐熱性の高いものを選ぶのがポイント。
でも、「どのゴムを選べばいいの?」と迷うこともありますよね。
そこで今回は、ゴムパッキンの種類や特徴をわかりやすくご紹介します。
耐久性に優れたもの、熱に強いもの、それぞれの選び方をチェックして、自分の用途にぴったりのゴムパッキンを見つけましょう。
適切な材質を選べば、劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。
ゴムパッキン選びのコツを知って、快適に使いこなしましょう!
ゴムパッキンの耐久性と耐熱性を材質ごとに比較!
ゴムパッキンは、使われる材質によって耐久性や耐熱性が大きく変わります。
なぜなら、ゴムの種類ごとに化学的な構造や特性が違うからです。
例えば、ニトリルゴム(NBR)は耐久性が高く、耐熱性にも優れているため、オイルシールやガスケットなどによく使われます。
また、さらに耐熱性を求めるならフッ素ゴム(FKM)がおすすめ。
高温や厳しい環境でもしっかり性能を発揮してくれます。
用途に合わせて適切な材質を選ぶことが、長持ちさせるためのポイントです。
耐久性の高いゴムの特徴と選び方
ゴムパッキンを選ぶときは、どんな環境で使うかを考えることが大切です。
たとえば、屋外で使うならEPDM(エチレンプロピレンゴム)がピッタリ。
紫外線やオゾンに強く、雨風にさらされる場所でも安心です。
一方、クロロプレンゴム(CR)は耐油性があり、機械的な強度も高いため、自動車部品などに向いています。
耐久性のあるゴムを選ぶには、使用する環境に合わせて最適なものを選ぶことがポイントです。
高温に強いゴムってどれ?
高温になる環境では、普通のゴムでは劣化が早くなってしまうため、耐熱性に優れた材質を選ぶことが大切です。
例えば、ポリイミド(PI)は、耐熱性と電気絶縁性に優れていて、高温になる機械や電子部品に使われます。
また、シリコーンゴムは約180℃まで耐えられるため、調理器具のパーツや医療機器などに活躍します。
耐熱性の高いゴムを選べば、パッキンの寿命が延び、より安全に使い続けることができます。
ゴムパッキンの性能を最大限に活かすには、使う環境に合った材質を選ぶことがとても重要です。
適切なゴムを選んで、長く安心して使いましょう!
まとめ
いかがでしたか?
ゴムパッキンの種類や選び方を知ることで、耐久性や耐熱性をしっかり活かせるようになります。
適切な材質を選べば、摩耗を防ぎ、長く安心して使うことができますよ!
「どのゴムがいいかな?」と迷ったときは、使う環境や求める性能をチェックしてみてください。
ぴったりのパッキンを選んで、トラブルなく快適に使いましょう!
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