ものづくりプレス

2025-09-16

ポジティブリストを知らないと危険?食品接触材料の基準を解説

皆さんは普段、食品をどのような容器に入れて保存していますか?

お弁当箱やプラスチック容器、缶詰、ペットボトルなど、私たちの食べ物はさまざまな「食品接触材料」と呼ばれるものに触れています。

でも、それらの材料が安全かどうか、気にしたことはありますか?



もし適切な基準がなければ、有害な化学物質が食品に移ってしまう可能性もあります。

そこで登場するのが「ポジティブリスト制度」です。


本記事では、ポジティブリスト制度とは何か、なぜ重要なのか、そして私たちがどのように活用できるのかを分かりやすく解説します。

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ポジティブリスト制度とは?

ポジティブリスト制度とは、食品接触材料に使われる化学物質のうち「安全と認められたものだけ」を使用できるようにするルールです。

つまり、「安全性が確認された成分リスト」を作り、それ以外の物質は使用禁止となります。


この考え方は、これまでの「ネガティブリスト」とは異なります。

ネガティブリスト制度では「危険と判断されたものだけを禁止する」方法でしたが、これでは新しい化学物質が出てきたときに対応が遅れがちでした。

一方、ポジティブリストでは、「安全と証明されたものだけ使う」という方針なので、より高いレベルで食品の安全を守ることができます。


なぜポジティブリスト制度が重要なのか?

食品接触材料には、プラスチック、金属、紙などさまざまな種類がありますが、それらの材料には添加剤やコーティングが施されることがあります。

これらの物質が適切な基準で管理されないと、食品に移り、有害な影響を及ぼす可能性があります。


例えば、一部のプラスチック製品には柔らかくするための可塑剤(かそざい)が使われます。

しかし、可塑剤の中にはホルモンの働きを乱す成分が含まれている場合もあり、長期的な健康リスクが懸念されています。


また、食品を包む紙や段ボールにも印刷インクや接着剤が含まれています。

これらが食品に移ると、知らないうちに口にしてしまうことになります。

ポジティブリスト制度があることで、これらの化学物質の安全性を事前に確認し、消費者が安心して食品を選べるようになります。

私たちにできることは?

ポジティブリスト制度が導入されていることで、食品の安全性は確保されつつありますが、私たち消費者としてもできることがあります。


食品容器の材質を確認する

プラスチック製の容器には「ポリプロピレン(PP)」や「ポリエチレン(PE)」など、安全性が高い素材が使われています。

食品を保存するときは、安全性の高い容器を選びましょう。


再利用容器には注意する

一部のプラスチック容器は繰り返し使うと劣化し、化学物質が溶け出しやすくなることがあります。

古くなった容器は適度に買い替えましょう。


ポジティブリストの情報を知る

行政機関や食品業界の情報をチェックすることで、どの材料が安全なのかを知ることができます。

特に厚生労働省や消費者庁のサイトでは、最新の安全情報が公開されています。

まとめ

ポジティブリスト制度は、食品接触材料の安全基準を守るためにとても重要なルールです。

これまでの「危険なものを禁止する」方式ではなく、「安全なものだけを認める」方式にすることで、より安心して食品を選ぶことができます。

私たち消費者も、食品容器の材質に気を付けたり、情報を確認したりすることで、より安全な食生活を送ることができます。

毎日の食事をもっと安心できるものにするために、ぜひポジティブリスト制度について知っておきましょう!


本記事では、「食品接触材料におけるポジティブリスト制度」について詳しく解説しました。
ポジティブリスト制度は、食品容器や包装に使われる材料の安全性を確保するための重要な仕組みであり、私たちが安心して食品を選ぶために欠かせない要素です。

富士ゴム化成では、長年培ってきた技術と経験を活かし、ポジティブリスト制度に対応した安全な製品や加工技術を提供しています。
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