ものづくりプレス
2026-04-16
ゴム部品のコストダウン事例|設計・材質・工法で実現
ゴム部品のコストダウンを検討する際、試作の高コストや小ロット対応の難しさに課題を感じていませんか?本記事では、設計・材質・工法の多角的な視点からコスト削減を実現する具体的なヒントと、1951年11月の創業より培った実績を持つ富士ゴム化成のVA提案事例を紹介します。
ゴム部品コストダウンの要点
ゴム部品のコストダウンとは、製品の性能や品質を維持・向上させつつ、設計の見直し、最適な材質選定、3Dプリントなどの製造工法改善を通じて総費用を削減する取り組みです。
- 設計変更はコストダウンに最も効果的
- 最適な材質選定で性能とコストを両立
- 3Dプリント試作で開発時間と費用を削減
- 多品種少量生産でもコスト削減は可能
- 専門家への相談で多角的な提案が受けられる
| コストダウン手法 | メリット | 富士ゴム化成の対応 |
|---|---|---|
| 設計変更 | 材料費・加工費削減、歩留まり向上 | 形状単純化、構造最適化の提案 |
| 材質変更 | 材料費削減、性能向上、環境対応 | 用途に応じた代替材料選定の提案 |
| 工法見直し | 金型費削減、試作期間短縮、加工費削減 | 3Dプリント、切削加工など最適な工法提案 |
ゴム部品コストダウンが重要視される背景
現在の製造業界では、グローバルな競争激化や原材料費の高騰、サプライチェーンの変動など、多くの課題に直面しています。このような状況下で、製品の競争力を維持・向上させるためには、コストダウンが不可欠な経営課題となっています。
コストが製品競争力に与える影響
部品一つひとつのコストは小さくても、積み重なれば最終製品の価格に大きな影響を与えます。私たち富士ゴム化成は、創業1951年11月の信頼と責任のもと、「産業用機械部品のプロフェッショナル」として多岐にわたる産業分野を支えてきました。品質を犠牲にしないコストダウンは、企業が市場で勝ち残るための重要な戦略です。
ゴム部品の基本的な知識についてさらに深掘りしたい方は、こちらの記事もご参照ください。ゴム部品の種類や特性について詳しくはこちら
コストダウンを阻む「よくある誤解」と真実
誤解1:金型前提で試作は高額・時間浪費
従来のゴム部品試作は、金型製作に時間と費用がかかりがちでした。しかし、富士ゴム化成では3Dプリント・試作サービスにより、金型レスで迅速に試作を行うことで、開発期間の大幅短縮とトータルコストの削減を提案しています。
誤解2:小ロットではコストダウンできない
富士ゴム化成は「多品種少量生産」を強みとしており、小ロットでも設計や工法の工夫、材料選定の最適化など、多角的なアプローチでコスト削減を追求します。
【VA提案】設計・材質・工法から考えるコストダウン策
ゴム部品のコストダウンを実現する主要な3つのアプローチを紹介します。
設計変更によるコストダウン事例
- オイルシールの設計開発:オイルシールの設計開発メーカーとして創業したノウハウを活かし、不要な公差や形状を見直すことでコストを削減します。
- 複雑形状の機能統合:自動車向けダイヤフラムガスケットなど、複雑な内部形状を一体化・単純化する設計提案で製造工程を最適化します。
最適な材質選定によるコストダウン事例
- 海水用大型ゴムカバー:過剰なスペックを避けつつ、中空構造に適した耐海水性材料を個別に配合することで、耐久性とコスト効率を両立させました。
製造工法の見直しによるコストダウン事例
- 多様な成形技術:コンプレッション成形、焼付成形、インサート成形など、ロットや仕様に最も適した工法を選定し、加工費を最適化します。
富士ゴム化成が提供するコストダウン支援の強み
長年の実績とゴム・樹脂両方を扱う専門知識
創業1951年11月以来、70年以上にわたり培われた豊富な知識で、ゴムと樹脂の両方の材料特性を深く理解した最適なVA提案を行います。高精度な旋盤加工(寸法精度±0.1mmまで)や極小ゴム成形など、高い技術力が求められる案件でも、無駄のない最適な部品選定が可能です。
本社および東京工場・中国拠点を活用した安定供給
富士ゴム化成は、東京都墨田区の本社、および東京都江戸川区の東京工場を国内拠点としています。さらに、中国(華東)地域の提携工場を活用した供給体制を構築しており、品質管理体制(ISO9001/14001)のもと、コストメリットと安定供給を両立させています。
ゴム部品コストダウンに関するよくある質問
Q1:小ロットでもコストダウンは可能ですか?
A1:はい。多品種少量生産を得意とする弊社では、小ロットでも設計や工法の工夫、金型レスの3Dプリント活用などでコストダウンをご提案可能です。
Q2:どのような情報を提供すれば見積もりできますか?
A2:図面、仕様、ロット数、用途条件をいただけるとより正確なVA提案が可能です。図面が固まっていない段階でもまずはお問い合わせください。
【執筆者】
西田 克也 代表取締役社長
1951年11月創業。ゴム・樹脂部品の多品種少量生産から試作、品質管理まで対応し、産業用機械部品を支える富士ゴム化成の代表です。
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